電力の品質
電力の品質というのは、以下のような指標によって決まります。
- 電圧の大きさと波形が一定。
- 周波数が言っての範囲以内
- 停電しない
つまり、電力を使う側からすれば、24時間いつでも使うことができ、ショートしたり漏電せず、使っている電気製品が故障することなく、その機能を発揮できるということが望ましい状態です。
これについては、利用する側からすれば「当たり前」のようなことなのですが、実は電力の品質を保つためには送配電側の高い技術と信頼の高いシステムが必要となります。
そもそも日本の一般家庭に届けられる電気の電圧は100Vなのですが、子の電圧が急に高くなってしまうと電化製品がショートしたり、最悪の場合発火してしまうなどの恐れがあります。
そして日本の周波数は、東日本が50Hz、西日本が60Hzとなっており、これが変化すれば発電機もインバータが入っていない家電製品のモーターも回転数がかわってしまいます。
発電量が多いけれど消費が少ない場合、周波数は上昇しますし、発電量が少ないのに消費が多くなってしまうと周波数は下降してしまい、この周波数が1Hz以上ずれてしまうと系統崩壊の可能性も上がりますので、この調整を行う必要があります。
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